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雑木の庭つくり日記

佐倉市の庭、流れ工事       平成24年7月19日


 猛暑の中、千葉県佐倉市の庭の流れ工事、今日で4日目です。
上流の3段の水落ちの大まかな配石が終わりました。



 総延長20mの小川は、昔ながらの工法で、粘土土を突き固めて防水していきます。
コンクリートを用いないこの工法は意外と手間と時間がかかります。しかし、本物の小川を作るためには粘土でなければいけないというこだわりが私達にはあります。
 ちょうど、流れを渡る渡り石を据えたところです。



 庭の主景となるこの流れが完成し、涼しげな水音がして蛍の舞う時を心に思い描きながら、暑さに負けずに石と向き合っています。
 この流れの完成予定は8月半ば。楽しみです。
 

投稿者 株式会社高田造園設計事務所 | PermaLink
健康な庭を作る        平成24年7月10日


 一昨日、手入れのため、3年前に竣工した千葉市緑区Hさんの庭にうかがいました。
季節外れの台風の後にもかかわらず、木々は青々と精気にあふれ、ますます健康な庭となってきました。



 家屋北側カーポート際の雑木です。
 もともとこの付近の住宅地一帯は、山林を大規模に削って造成されたため、山砂むき出しの非常に悪い土壌条件だったのです。
 そのような条件の悪い土地で、ここまで木々を健康にしてゆくためには、それなりの努力が必要になります。
 木々が健康に生育できる植栽配置や組み合わせはもちろんのこと、有機物漉き込みなどの土壌改良は、植栽時だけでなく、その後も毎年の管理作業の際に継続的に行ってきました。

 その結果が、この健康な木々の姿です。



 家屋北側のコナラ。大きな家屋の外観を和らげるため、ここには最初から高さ8m程度の雑木を何本も植栽しました。
 植栽直後の1~2年程度はこの木もずいぶんと害虫にやられたものです。しかし、しっかりと根を張った今は、病虫害の被害はほとんどなくなりました。
 人間と同様、植物だって本来健康であれば病気などに負けないのです。健康に育てることが大切なのです。



 カーポートから玄関に至るアプローチ沿いの木々。真夏でもここには冷気が溜まり、訪れる人が涼むと言います。
 Hさんのお話では、先日宅配に訪れた宅急便の人が、「ここは涼しいなあ。」と言って、しばらくここで休んでいったそうです。。。



 玄関ポーチから見た北側の雑木植栽。この北側の木立こそ、家屋を涼しくするのにとても大切な役割を果たしてくれるのです。



 そして南側の主庭も、木々がしっかりとした木陰を広げて、メリハリのある庭となってきました。
3年を経て、庭はますます健康に育ち、そして住まいはさらに快適になっていきます。
 それこそ私たちの理想の庭つくりです。

 そして、敷地280坪のこの広大な庭の手入れは、4人1日で終わります。管理作業の手間がかかり過ぎないということも、健康な雑木の庭の特徴です。
 自然の性質に逆らわない管理の仕方、育て方こそ、木々の健康の秘訣でもあります。

 植栽の仕方、管理の仕方がまずければ、木々は決して健全にその効果を発揮してくれません。

 庭というものは、住む人にとって、日々の疲れを癒し、鋭気を養う場所なのですから、そのためには庭の木々が健康であるということは何よりも大切なのです。

 そのためにも庭を作り育てる際、人にとってだけでなく、木々にとっても心地よい環境を作っていかねばなりません。




投稿者 株式会社高田造園設計事務所 | PermaLink
新たな一歩 わが道をゆく         平成24年7月6日


 昨日、私が20代の頃からお世話になっている地元の庭の管理にうかがいました。
 現場に手伝いに来てくれて草刈り機を回しているのは、5年前に私の下から独立開業した文造園事務所代表の佐野文一郎君です。
 独立して5年、今や彼の事務所も日々休みもなく、たくさんの地元のお客様からのご指名依頼が尽きることのない、立派な造園職人となりました。
 彼は、どんなに自分の仕事が忙しくても、私の会社が人手不足で困った折には必ず助っ人に来てくれます。そんな彼の信義の深さと誠意とが、絶大な顧客の信頼を集めてやまない理由の一つなのでしょう。
 
 数日前に32歳となった彼が、私の下に造園修行に来たのは22歳のことですから、あれから早くも10年の月日が流れたということに気づかされます。光陰矢のごとく過ぎ去っていき、そして茶髪の若造だった彼が、今や誰もが認める一人前の造園職人となり、今彼は、「造園が楽しくて仕方がない。」と言います。
 そして彼は、私とはまた一味違った庭を作ります。気合いのこもった彼が作る庭から、造園一筋20年の私も学ぶことがたくさんあります。

 ますます成長し続ける彼は将来、どんな仕事をすることか、とにかくこのまま彼らしく、社会や人に喜ばれる仕事を積み重ねて欲しいと願います。
 結果など後からついてくるものでしょう。なによりも、人の喜びは仕事の最高の報酬となり、そしてそれこそが自分を大きく成長させてくれます。
 私の下から独立して5年、彼がここまで見事に育ってきた背景には、たくさんの顧客をはじめ、多くに人の温かな応援と支えがあったからのことでしょう。そしてまた、真摯に顧客と向き合い、誠実に造園の仕事を追求してきた彼の努力が、今を作り上げてきたと感じます。

 私はと言えばこの10年、日々造園に明け暮れ、木々を活かした住環境つくりをひたすら追求してきたように思います。そして今、私も少し転機に来ていることを感じます。
 これまで積み重ねてきた自分を活かし、よりよい社会貢献の道を目指すことは、長い人生の中でのごく自然な流れなのではないかと感じます。



 つい最近、地元の山林を入手しました。1800坪の荒れた森を再生しつつ、ここで自然樹木の生産と森つくりの実験を進めます。
 今思い返せば、山を育てるということは、造園を志す前からの夢でした。



 コナラやクヌギ、ケヤキに杉やヒノキの植林地、そして自然と生育したカシやシイノキ等、この山を今後どのように管理してゆくか、夢はとめどもなく湧きあがります。



 道路付きから杉林の奥までが我々の実験林となります。建てたばかりの育苗用の大きなビニルハウスと駐車場。ビニルハウスはもう一つ建てて、ここで、当面の目標年間1万ポットの自然植生樹種の樹木苗を生産し、苗木による森つくりや緑化に活かしていきたいと思っております。

 山林は今、その多くが管理されずに荒れ果てて、そして安価に転売されているのが首都圏千葉の現状です。転売された山林の多くは開発の対象になったり、あるいは山が崩されて土砂が採取され、そしてその後は産廃や残土が埋め立てられることが千葉では非常に多く、豊かで美しい山里の風景が次々と切り崩されてしまっています。

 森を再生しよう、そして、本物の森つくり、その土地本来のふるさとの自然、あるいは生活と関わる恵み豊かな里山が身近に存在する街つくり、それがこれからの街づくりや緑化のスタンダードとして普通に活かされる世の中、今の私が目指しているのはそんなところなのかもしれません。



 ビニルハウスの前に、どんぐりから育てられたコナラのポット苗を植え付けます。これは雑木の庭の植栽用に育てていきます。



 育苗用のビニルハウスを建てたものの、この土地に倉庫が完成するまでの間は、ここが資材置き場になってしまいます。。。
 雨天の今日は、できたばかりのビニルハウスの荷入れ作業となりました。
早く整理して、ここに一面の樹木ポット苗が並ぶ日を夢見ます。



 ビニルハウスに仮置きしたこの木材は、地元の旧家の蔵の解体現場からいただいてきた古材です。50年前の材料です。太い松の梁など、今ではなかなか入手できない素晴らしい材料が、こうした旧家の解体現場からはたくさん出るのです。
 そして、この古材は、山林管理のための作業小屋や倉庫の材料として使います。 こうした古材は捨ててしまえばゴミですが、再利用すればまたとない素晴らしい建築資材となるのです。
 こんな素晴らしい資源が簡単に捨てられてしまう今の時代、一方で日本の山林は荒廃し、そして世界の森が地球から消え続けてゆく、やはり、何かを変えていかねばなりません。



 山中に植林されていたケヤキの木。植え方がまずく、木々に精気がありません。この地も今後生態系豊かで健康な森つくりの実験場としていきます。



 かつての弟子、佐野文一郎32歳。
 本当に、出会ったころは小僧だった彼が立派に育ってゆく様を目の当たりにし、さて、私も努力を怠らず、私なりの人生を大胆に生き抜こうと、心新たな想いに満たされています。

 人生は面白い。その醍醐味を味わえる幸せ、新たな希望を胸に秘めて、まだまだ先に進みます。



投稿者 株式会社高田造園設計事務所 | PermaLink
台湾の森つくり 始動     平成24年7月2日    


 ここは台湾 高雄市。台北に次ぐ、台湾第2の都市です。
 数奇な縁でこの地で施設の景観設計させていただくことになり、この地を訪れました。



 台湾のちょうど真ん中あたりに北回帰線が通り、それを境に北側は亜熱帯気候、南側は熱帯気候域に属します。
 台北は亜熱帯ですが、台湾南部に位置する高雄市は熱帯となります。街の木々は熱帯特有の精気に満ち溢れ、スケールの大きな木々が街に大きな木陰を作っています。



 大通りの中央緑地はガジュマルの木陰の歩道となります。
 夏の日中、熱帯の日差しは強烈で、大木の木陰はなくてはならない必須のものとして、都市は計画されています。



 高雄市内のメインストリートから上空を見上げると、大空に日差しを遮る枝葉が生い茂り、まるで森の中にいるようです。
 しかし本当に、この木立がなければ日中はほとんどで歩くことはできないほどの日差しです。

 日本の夏も今や熱帯並みと言いますが、実際に熱帯の夏を体感するとその熱射の違いは明らかです。
 高雄の人たちは昼は食事の後、午後2時くらいまで休息を取り、昼寝をしたりして過ごし、極力日向には出ないと言います。
 こうした気候風土が、都市に多くの木々のスペースを設け、熱帯特有の大きな木陰に包まれた美しい街の風景を作ってゆくのでしょう。

 20年近く前のこと、シンガポールの街を訪ねた際、「これからの日本の街はこうあるべき。」と直感したことが、高雄の街の光景に接して鮮やかに思い出されます。
 そして、その時のシンガポールの街の光景こそが、私のこれまでの住環境つくりに大きな影響をもたらし続けてきました。
 「木陰と木漏れ日のある住環境」、熱帯並みの日本の夏を快適にしてくれるのは、スケール大きく上空に枝葉を広げる健康な木々、そう確信したのは20代前半に訪れたシンガポールでのことだったのです。



 ここは、台湾の仏教慈善団体、正徳佛堂の高雄市総社です。ここは漢方医療に基づく診療所
が併設されており、ここでは仏教の教えに基づき、市民に無償で診療を行っています。
 正徳医療機構のこうした診療所は台湾全土の都市に10以上もあり、そのすべてが善意の寄付金によって運営されているのです。



 早朝、診察室の前で診察を待つ人たち。漢方医による診察、治療、薬までもがすべて無償で運営されているのです。
 正徳佛堂ではこうした医療だけでなく、弱者、貧者、困窮者のための様々な活動を、仏教の精神に基づいて行われているのでした。
 正徳佛堂は仏教慈善団体として台湾で2番目の規模で、その活動内容を知るにつけて、日本の一般的な今の仏教との違いをまざまざと感じます。
 戒律に基づく敬虔な出家者、そして労を惜しまず世のため人のために慈愛を持って奉仕する明るくとても温かな在家の信者方々、なにか、今の日本では感じることのできない大切なものを感じ、強く心を打たれます。

 今回、高雄市内に漢方医療を中心とした癌の専門医療施設を作る計画に当たり、その環境設計を団体創設者の常律法師に依頼され、打ち合わせと現地視察のために訪れたのでした。



 2日目、今回のプロジェクト関係者とともに、癌センター建設予定地の下見のため、マイクロバスで現場に向かいます。畑に囲まれた田舎の道ですが、道路沿いは市によってボリューム溢れるグリーンベルトが設けられています。
 木々は熱帯の日差しを受けて生い茂り、この緑が乾季には農場の砂埃を緩和し、頻繁に来る台風から道路を守り、そして道路沿いに木陰を作ります。




 建設予定地付近、バスはガジュマルのトンネルの下に留めます。日向に留めたら、車内はプラスティック部品が変形してしまうほどの日射だと言います。
 それこそ、日向の駐車は生死の危険すら感じるほどの強烈な環境なのです。



 日向では、全員日よけの傘をさしています。奥は車を留めたガジュマルのトンネル。このすざましい日照を、熱帯の強い生命力を持つ木々が完全に遮断しています。
 「命を守ってくれる木々」という言葉が言い過ぎではなくそのまま当てはまる、熱帯の樹木は強い味方となります。



 法衣を着た人たちは正徳佛堂の出家された尼僧の方々です。炎天下のもと、彼らは暑い表情も見せずに屈託のない笑顔で現場を案内してくださいます。
 写真左は河川の堤防、そして道路右側が今回の予定地です。



 この、広大な農場跡地が計画予定地となります。と言えども、写真で見渡す部分は施設併設の有機農場となります。
 今や台湾人の3人に一人が癌でなくなると言います。その状況は、45歳以上の日本男性の2人に一人以上が癌を発症する日本の状況と変わりません。
 漢方医学に基づく正徳医療機構では、癌の発症に大きくかかわる水と空気と食を中心とした生活環境の改善を最重視し、ここに森を再生し、広大な有機農場を再生するのです。



 敷地の隣に流れる大河は美濃渓と言い、高雄の平野を蛇行して流れます。何日も台風が停滞する熱帯の気候の下、この川は堤防を乗り越えて氾濫し、周囲の農地にあふれだすと言います。
 こうした気候下での土木事業には万全な排水計画が欠かせません。今回の計画では、洪水に備えた大きな貯水池を設け、その周辺を施設の自然公園として利用します。
 私は、その貯水池を中心に、この土地本来の自然植生による、広大な本物の森を作ろうと考えています。その提案と現地調査のために今回訪れたのでした。



 今は耕作されていないこの農地、ここに自然環境を再生しつつ、有機農場、病院、公園に老人施設、癌になって働けなくなった親の子供を預かる孤児院や小中学校など、おおよそ人の生・老・病に関わる必要な様々な施設が作られます。
 したがって、その建設計画も環境計画も、人の心の癒しになる健康な街の在り方を最重視して計画されねばなりません。
 だからこそ、私は単なる景観デザインとしての街づくりではなく、この地の本物の生態系を再生共存させつつ、今後の人と自然との共生の在り方を世界に発信できるような街を作らねばならないと考えております。
 これまでは、開発事業に伴って我々生き物の生存基盤である自然が失われてきました。これからは、開発事業に伴って本物の自然が再生され、より豊かな環境となるような開発の在り方が絶対に必要です。必ず実現しなければなりません。
 今後、おそらく10年計画となる壮大な事業です。



 現地視察の後、台湾の樹木見学のため、高雄市に隣接する屏東市にある国立屏東科技大学を訪れます。



 日本統治時代からの歴史を有するこの大学の構内には高木が生い茂り、豊かな木陰が広がっています。とても美しい大学です。
 もちろん、木陰がなければこの地で学業に励むことは至難の業でしょう。



 車はもちろん、大木の木陰に留められます。



木々のスケールは大きく、30mを超えるような木々も珍しくなく、それが台湾第一のキャンバス面積を誇る広大な大学を、灼熱の熱帯であるにもかかわらず潤い豊かな環境に落ち着かせてくれているのです。



 学内に6年前に新設された原生植物園内で木々の説明を受けます。
短期集中で現地の植物を頭の中に叩き込んでいきます。



 常緑樹ばかりではなく、熱帯と言えども雨季と乾季の差が大きい台湾ではもちろんたくさんの落葉樹も見られます。この木は幹肌が日本のコナラによく似たオークの一種ですが、葉の大きさや厚みが全く違います。
 おそらく種は近いのでしょうが、熱い環境での落葉樹はおおよそ、葉が大きく厚くなるようです。



 これはタイワンスギの苗木ポットです。日向では痛んでしまうので、苗木は日陰で生産しています。



 日向の樹木園に植えられた苗木の生育のためには、1本ごとに灌水設備がつけられていました。
 広い敷地にまばらに植えられた苗木は、熱帯の気候の下、ここまでしなければなかなか生存できないようです。



 幹線道路沿いの緑地に補植された木々。
 台風やスコールにさらされるこの地では、苗木植栽してしっかりと根を張らせていくことが必要ですが、日向に点々と植えるようなこんな植栽方法では枯死率も高く、木々が自立できるようになるまでに大変な管理が必要になります。
 日本でもこんな問題の多い補植の仕方が今もよく見られますが、とくに熱帯において早く本物の森を再生するためには土地本来の樹種による多種類の苗木を密植して競争を促すことしかありません。
 今回の事業地では、苗木の密植による森の再生を試みます。



 今回大学校内で樹木の説明をしてくださった陳氏の経営する農場外周林。樹高40mほどの高木が点在する多層的な外周林がこの環境を守ります。
 陳さんは30年かけてこの外周林を育ててきたと言います。
 かつての日本の屋敷森を思い起こします。生活環境を守るために樹林を作る人の営み、熱帯の生活環境に触れ、その必要性を改めて深く実感させられます。

 

 高雄の観光スポット、六合夜市。日差しが陰るころ、この通りに屋台が延々と並び、そして夜になって人が溢れます。



 屋台の連なる夜の表情も、熱帯の街にはよく見られます。蒸し暑い熱帯の暮らしが生み出した文化と言えるでしょう。



 夜市を案内してくれたのは正徳佛堂ボランティアスタッフの陳玉雪さん(左)と高雄在住の日本人、今回通訳をしてくださった望月洋江さん(右)です。本当にお世話になりました。

 2日間行動を共にして現地案内してくださった出家僧の方々は、戒律に従い精進料理のみを食されるため、夜ばかりは私のような呑兵衛のお供まではさすがにできないのです。。。。

 今回、この団体の活動に奉仕されるスタッフの方々の明るさと温かさもさることながら、出家僧の方々の清らかさには、私の人生観を変えてしまうほどの感銘を受けました。
 帰国したばかりの今日、この感動を整理し切れておりません。
 戒律に従い、心身を修養し、社会への慈愛を持って無欲に明るく奉仕される出家者たちのの美しい表情に接し、帰国した今もその感動に包まれています。

 今回の壮大な事業もすべて、善意の寄付金によって行われ、そしてその後の医療や学校などの施設の運営もすべて無償で行われると言います。
 はたしてそんなことができるのか、そんな疑問は彼らと触れ合う中で解消されていきました。

 無欲と慈愛、そして良い人の生のために尽くすことのみに身を捧げる出家僧方々の無償の行為によって、多くの方が心身を救われる、本当の宗教の在り方を私はこの地で初めて触れたような気がします。

 光栄な仕事です。もちろん私も無私になり、心を高めてこの一世一代の仕事に臨まねばなりません。
 
 お世話くださった皆様に心からの感謝を申し上げます。  

 
投稿者 株式会社高田造園設計事務所 | PermaLink
不在のお知らせ       平成24年6月29日

 本日午後より7月2日まで、打ち合わせのため台湾出張となります。
 期間中はメール・会社電話でのお問い合わせへのお返事ができなくなります。ご了承くださいますようお願い申し上げます。
 7月2日夕方に帰国します。その後は通常業務再開いたします。
 ご迷惑をおかけしますが、ご理解くださいますようお願い申し上げます。

 
投稿者 株式会社高田造園設計事務所 | PermaLink
         
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